Friends

  • イクマあきら
    沖縄中心に鋭意活動中。私の師匠。
  • チチノマ
    イイ感じのポップデュオ。バンド版でサポート中。
  • Savin' Grace
    憂いのロックサウンドが君の耳を愛撫する。
  • 551 Street Band
    シャバナ氏率いるスーパーポップスバンド。活動休止中。
2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

BlogParts

  • Twitter

    Sharing

    無料ブログはココログ

    Affiliate

    • CD買うならAmazonで

    « The Police - Synchronicity | トップページ | New Commer 2 »

    2008年2月16日 (土)

    読書メモ-「はじめての 課長の教科書」


    Danさんの書評を読んで速攻予約。バレンタインには届いたのですが、読むのに思いのほか時間がかかってしまいました。表面上は理路整然としていて読みやすいのですが、それほど内容的に「アーカイブされた」本です。

    【基本情報】
    書名:「はじめての課長の教科書
    ISBN:4887596146
    出版日:2008/2/13
    価格:1,575円

    【読書の目的】
    タイトルどおり、課長としての仕事のスキルを身につけるための参考とするため。

    【印象に残ったフレーズ】
    ・「もののけ姫」から課長の役割を学ぶ(課長はアシタカ)(p.41)
    ・自分の負けパターンを知り、注意深くそれを回避しつつ、極力失敗を少なくする(p.186)
    ・脳内に情報の圧縮、解凍ソフトウエアを組み込み、それを絶え間なくバージョンアップさせていくという作業が、読書のユニークな本質(p.121)

    【理解度】★★★★★
    読みながら自分の業務シーンを想起させるところが多く、そのたびに「そうだよなぁ」とか「あの時はこうすればよかったのかなぁ」など、ビシビシと「身につまされる」ものがありました。なので、途中で幾度となく読書を中断してし読み進むのが遅くなってしまいましたが、、、

    【満足度】★★★★☆
    日常のタスクの中での「心がけ」として、即参考になりそう。もちろん必要条件であって、十分条件ではありませんが。

    【感想】
    この本には2つの側面があり、その両面で心の糧となりました。

    1つ目は、中間管理職としての心得を整然と形式知化していること。それもキレイごとではなく、グローバルに見た場合の日本の会社の特質を踏まえた上での「知恵」を織り込んでいるところが、参考になり、また筆者の良心を感じました。
    たとえば、建前論だと、「社内政治は仕事に必要な技術(P.127 )」、「基本的な仕事のスタンスは、大手柄を立てようなどと考えず・・・極力失敗を少なくする(P.186)」なんて、ともすればネガティブにとらえられかねられないことは書かないですよね、たぶん。でも、これらは、是非はともかく「現実」であり(すくなくとも私の周りでは)、そのような現場の現実を前提とした記述でなければ、ただの読みモノで終わってしまいます。そのレベルで終わっていないところが、本書の価値の1つだと感じました。

    2つ目は、中間管理職への「応援メッセージ」になっていること。本書の要所要所に「がんばれ! 自信を持て!中間管理職。お前らが会社の、もっというと日本のカナメだよ!」的な記述が盛り込まれていて、読んでいて元気になってきます。梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」を日本の若者への応援本だとすると、本書は日本のおっさんへの応援本ではないでしょうか(ちょっと大げさ?)。

    まさに教科書的に課長のスキルや心がけを網羅している良書ですが、以下の基本的な要件が(あえて?)記載されていないと感じました。

    まず、課長は「精神的にも、肉体的にもタフでなければならない(タフにならなければならない)」という点。あまりにも当たり前過ぎますが、四六時中、上からプレッシャーを受け、下から突き上げられ、且つその中で私生活とのバランスもとる必要がある、というかなり厳しい立場に追い込まれているのが日本の課長の姿ではないでしょうか。その中でアウトプットを出していくためには、人並み以上にタフにならなければまず勤まりません。
    ちょっと古い話になりますが、日経ビジネス2006年11月06号の特集「管理職が壊れる」に現状がうまくまとまっているかと思います。

    また、「自分自身のモチベーションを維持する仕組みを持つことが必要」であるという点。本書では課長の重要な(主要な)仕事は「部下のモチベーションを高め、維持する」ことであると断言しています。それは全く同感なのですが、まず本人が組織のアウトプットを高めるためのモチベーションを維持し続けられなければ、他人のモチベーションもコントロールできません。経験上、上記のようなキビシイ立場の中でモチベーションを維持するのはなかなか難しく、自分なりのモチベーションを維持する「仕組み」が必要になってくると思います(よっぽど人間がデキた人や、強靭な精神をお持ちの方には不要でしょうが)。私もこのあたりはまだ手探り状態です。(「働くみんなのモティベーション論」なんかを参考にしていますが)

    これらが記載されていないのは、おそらく筆者が会社人として優秀な方だからだと思うのですが、上記2点は管理職を続けていくための最低限の必須要件だと思います(まぁ、これらは本書が主題としている「方法論」ではなく「あり方」の話なので、別の話ですかね)。

    最後は蛇足になってしまいましたが、Danさんが言うように、課長に限らず、若い人にも「会社の攻略本」として是非読んで欲しい本だと感じました(若いうちはピンとこない部分もあるかもしれませんが)。

    【最初の第一歩】
    最近、部下を追い詰める言動が多いので(反省)、褒める場を作っていく。

    【目次】
    第1章 課長とは何か?
    第2章 課長の8つの基本スキル
    第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム
    第4章 避けることができない9つの問題
    第5章 課長のキャリア戦略

    【参考書】

    « The Police - Synchronicity | トップページ | New Commer 2 »

    コメント

    はじめまして。本書『はじめての課長の教科書』の著者です。まずは本書のお買い上げ、ありがとうございました。そして、すばらしい書評をありがとうございます。

    おっしゃるとおり課長自身がいかにしてモチベーションを高めて行くのかという点、そして課長自身のタフさという必要条件に関しては、本書はほとんど触れていません。

    自分自分のモチベーションを高めたり、タフであったりすることが、課長に限らず、全ての人にとって重要であることに鑑みると、それらは他書に譲るべきではないかというふうに判断したからです。ちょっと言い訳がましいですが(笑)。

    また、遊びにきます。重ねて御礼申し上げます。

    NED-WLT様、コメントありがとうございました。筆者じきじきにコメントいただけるとは、光栄です。
    おっしゃるとおり、モチベーションのセルフコントロールやタフになることは、普遍的な課題だと思います。是非そのあたりのコツも、何かの機会にご披露いただければありがたいです。

    コメントを書く

    (ウェブ上には掲載しません)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL:
    http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/8179/10546432

    この記事へのトラックバック一覧です: 読書メモ-「はじめての 課長の教科書」:

    « The Police - Synchronicity | トップページ | New Commer 2 »

    最近のトラックバック